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March 22, 2012

【読書】トトロの住む家


宮崎駿さんの著書
トトロの住む家を読みました。

宮崎さんが中央線沿線
杉並や吉祥寺を練り歩き、懐かしい家や風景を見つけては
立ち寄って話を聞くというエッセイです。

所々に、宮崎さんのスケッチが入っていて
それだけでも、気持ちのこもった温かさを感じる事ができます。

同時に、執筆当時(バブル全盛)のある種のカルト的ブームのような
利便性を追求し、人間らしい豊かさを失い
変わりゆく東京に対して苦言ともとれる意見を書いてあります。

区画が狭くなり、分譲マンションが立ち並び
懐かしさが無くなってきた東京で
豊かさを再確認するため、かつての郊外である
杉並、三鷹を散策し見つけては感動していくというものです。

宮崎さんは、白い家や分譲には全く興味がありません。

中を見なくても、全て想像ができると。
それより草木がのびっぱなしでも造作のある家にすごく興味がわき
どんな人が住んでらっしゃるのかすごく気になると。

東京の杉並で古くからの区画を守り
売って大きな分譲マンションを建てた方が儲かるのに
頑に住んでらっしゃる人はどういう人なのか。

そういう家には賢くて立派な方が住んでるに違いないと
勝手に想像してはニヤニヤしていたのでしょう。

豊かさという意味では
東京はまったく逆走していると感じます。
不便さが無い分、居心地の良さや安心感は比例して無くなっていく。
大切な感覚もどんどん失っている事にも気がつきました。

不便の中には人間の大切な感覚を学ばせるものがある。
昔鎌倉に行った時の
家を守り、こだわって生活されている人たちを見て
全身に感覚がビンビンに澄み渡っていく気持ちのいい事。

そして読み終えた今日の帰り道
いつもと同じはずの景観が違って見えました。
東京にもまだまだ残っていますね。

安心した暮らしがしたい。
ただそれだけです。

March 10, 2012

【読書】秘境国



久しぶりに読書です。
読書と言っても小説ではなく写真集なんです。
"秘境国"というタイトルで
世界中の自然のままの秘境を
秘境である歴史や事情、理由を添えて紹介してあります。

よくある、観光旅行を臭わす鬱陶しい作りではなく
環境的に人が立ち入るのに生死の危険が伴う国
植民地時代の名残や、奴隷の歴史
ダイヤモンドを巡る争いなどの事情を網羅してあって
容易に安い装備と心構えで立ち入れる場所ばかりではないです。

かなりストイックな写真集だと思います。
実際に掲載されている内容の90%以上は知りませんでした。

人工物が無い=決して居心地が言い訳ではない
と思います。
水も無ければ、食べ物も薬も無い
そういった環境が人間を寄せ付けず
今、秘境と呼ばれているのかもしれません。

全て魅力的な場所だったのですが
全てに行ってみたいという行動的好奇心は芽生えずに
景観写真集では珍しく知的満足を得れる作品でした。

May 12, 2011

【読書】アメリカ素描

米についての知識があまり無い為に
司馬氏著の中ではとても読むのに苦労したタイトルの1つです。

氏が、40日間の米旅行を経て
感じた事、出会った人から得た事を
自身のフィルターを通して描いてあります。

以下感想。(長いです)

幼稚な事に、僕は今まで米を世界の文化の発信の国、資本主義
ドルの国、肉をたくさん食べる国、位とでしか認識していませんでした。

米には何回か行った事がありますし
友人もいますが翻ってみると、間違っていない!と
自信をもって言えるのは、情けなくもこの程度です。

LA,NY
資本主義
人種と差別

アメリカ的善意のもたらす凶暴性や
便利さを追求する弊害である、孤独の問題
それらがシトドに、書いてあります。

作中よく出てくる大切なキーワード
"文化"と"文明"
日本(古き良き)と米をこのキーワードで論じていました。

田舎の3年、京の3日
という諺があります。

田舎とは一つの"文化"で個々の独創性を
縛っている社会の事を言います。
この場合は日本をさします。
"文明"とは、普遍性があって便利で快適なものを生み出す事を言います。

日本の都市部でも"文明"(米の生み出した)はよく見られます。
しかし、人間は"文明"だけでは生きられません。

"文明"には安定がありません。
田舎には、不便であっても1種類の"文化"による安定があります。
そういうことが書かれています。

僕の知る日本人も、当てはまるタイプの人を良く見かけます。
ただ何となく、適当に便利なモノ(金)に付随して行きている人
多分、同じように苦しんでいます。

念のために書いておきますが
今の日米に文化が無いと行っている訳ではないです。
あくまで、表面的なメタファーです。

日本人を含む、"文明"で満たされすぎた人たちは
"文明"で疲れた精神を癒そうと、"文化"を探しているのでしょう。

"安心"と行った感情は
深い部分において、"文化"が起点になっている気がします。
価値観とも言い換えることができます。

自分の学生時代を思い出すとよくわかります。
すぐに、似た者同士が集まり、笑い合える。

氏は、日本の事を田舎とし、米(京)に行っている40日間
脳細胞が絶え間なく刺激され続けたそうです。
学習後に良くある、心地よい疲労の事でしょう。

僕は差し当たって、米にまた行きたいと思っています。
冒険心と、知的好奇心以外からもそう感じています。

"文化"という縛りの無い社会から生まれたサブカルチャー?
資本主義のように不安定な"文明"?
まあ行く時はとっちらかす目的一辺倒か。。

その時は、大きな米を前にしても流れない
自己を内に堅く持つことが大切になってきます。
それが、"文化"をもつ、精神の"帰る場所がある"という事です。

全体にいえる事は、個にもいえます。
それぞれ、自己を確立して多様な"文化"を持てば
それほどすばらしい事はないと、合わせて感じました。

...
氏の観察力と表現力に"安心"し
その上、美意識に少し酔っているのかもしれません。
酔いたい人は是非。。

March 28, 2011

【読書】明治という国家 感想

結構前に読み終えていたんですが
イロイロあって感想を書いていませんでした。
(くどいですがイイモノの感想は長くなります)
and this post is so hard to translate into JP for me.

内容は明治という時代を、日本のある時代としてではなく
ある国家として考え、その成り立ちと、その振る舞いを
いくつかの章に分けて書いてあります。
元々は司馬氏によるNHKの演説を活字化したものです。

涙無しには語れない章もあります。
様々なエピソードを複合して導き出せる事は
「国民」というキーワードです。

江戸時代の多様性をファンデーションにして
その上に成立した国家、明治。
国家の誕生と同時に、日本国民が誕生しました。

明治の人たちは軍人ならずとも、侍でした。
詩人も、商人も、政治家もみんな。
人生には主題がある。
まさにこの時代人はそうやって生きていました。

被害妄想的に考えると、明治の誕生は
重税などの苦労以外の何も国民に与えていません。
でも、初々しい国民は、自分の努力次第でどこまででも上がれるという
「国民」になった事に歓喜しました。
自分の可能性を信じ、成長したいと思った訳です。

成長を求めるとは、シンプルになるという事だと僕は考えています。
シンプルは、正直とも言い換えれると思います。
侍上がりの明治時代の偉い人は、みんな正直でした。

簡単な様で、自分の中の「少年」が小さくなり
「大人」が大きくなるとシンプルになるのが時々難しくなるんです。

例えば、絵を描いたり、文字を書いたり、体を動かしたり
音楽を楽しんだり、恋愛したり、という創造的な部分は
人間の最も少年の部分が行うと思います。

人間の最も正直な部分
大人の変な講釈の無い部分

規範というと誤解があるかもしれませんが
そういう少年をまとって成長を求めようと思いました。
成長を求める姿勢として、大切な事を教えてくれる作品でした。

またもや全然まとまりませんでしたが。。
僕の少年の部分の仕業です。

January 24, 2011

【読書】昭和という国家 感想

司馬遼太郎先生の『昭和という国家』を
涙ながらに読み終えました。
(It is hard to translate into English)
誤解無く書きたいので、イイ本の感想はいつも長くなります。

内容は、氏の出演するNHKのドキュメント映像作品を、活字化したものです。
昭和初期(20年まで)を、12の章に分けて書いてあります。

氏の描く昭和はかなり辛辣で、日本を呪いたくなるような時もあります。
僕のおじいちゃんおばあちゃんが、青春として生きていた時代なので
理屈としては理解していたつもりですが、やはり辛いです。

作品の中には、たくさんの名文がちりばめられています。
戦後、高度経済成長期を経、偏差値という絶対的なモノに
人間の多様性(個性でもオケ)が失われつつある
今の日本の状況を憂い想われたのでしょう。

戦前日本は、アジアや他の国に対して、大変な事をしてきました。
そんな日本人が生きていく為には、
「お前はこんな自己をもっているんだ
オレの周りには、こんな面白い多様性をもっている人がいるんだ」と
相手の事(国)を理解して、相手の痛みを自分の事のように感じる心が必要だと。

真心です。
日本人が好きな言葉、真心。
貴方達が大好きな江戸時代の侍は、この真心をもってました。
(江戸時代には多種多様な文化が満ちあふれていた)
これは、日本人の中に共通してある美徳です。

そういう人がたくさん出てくる以外に、日本人が生きていく方法はないと。
それが無い社会からは何も生まれない。
個人も、国も、集団も、発生する現象としては一緒です。
強くも、優しい救われる言葉だと感じました。

くだけて言うと
ギスギスするな馬鹿タレ、貧乏くじ引いても良いやろうが。
何か生み出そうとしとるんやったら尚の事たい、ということです。

最後に、作品中に最も残った言葉です。
この本が創刊されたときまだ10代だった僕たちに
「つぎの時代を担う若い人びとに、ぜひ読んでいただきたいと思う」と。

January 12, 2011

【読書】人間の集団について 感想

司馬遼太郎先生の『人間の集団について』を読みました。
内容は、ベトナムから人間の集団について考える
思想書のようなエッセイです。
(not translating,cos it is too hard to express in English)

国家の成立
ベトナム戦争
日本人の国民性
都市生活者の孤独
食べる、寝る、愛する
宗教
命の価値
アジアにおける資本主義、共産主義

と重いテーマがたくさん扱われている本作において
僕が特に感じた部分について述べたいと思います。

ベトナム人と日本人はにている。

ベトナムという国は、ベトナム戦争以前、つまりアメリカの資本が入ってくる以前は
メコンデルタの肥沃な土地を耕す農業国家でした。

道ですれ違う際に目が合うと、にこっと微笑み
アカの他人であっても、道で苦しんでいる人がいると
一晩中でも看病する優しさ

氏はこういった民族に対し、懐かしさを感じています。

大正時代における日本も、70%以上の国民が田畑を耕していた農耕産業国でした。
たった二世代でこのような、同業種の企業同士が狂ったように競争する
国になってしまいました。

大正時代の日本人を現代につれてくるだけで
3日も持たずに精神的以上をきたして死んでしまうくらい異常だと氏はいいます。
僕たちがこの狂った世の中で平気なのが滑稽ですが
心のどこかに、かつての人間らしい社会に回帰したいという思いがあるのです。

少し前まで同じ農業国だった、日本とベトナム人の
民族の質がとても良く似ているのでしょう。

作者はベトナムについてこういっています。
サイゴンで現地の人と触れる事で
錆び付いた自分の優しさがさざ波のように生き返ってくるのを感じたと
またベトナムに行きたいと、たとえ叶わなくても
そう思うだけで心が救われる、そんな人々がいる国だと。

全くまとまりませんでしたが
この理由が知りたい人は是非読んでみてください。

January 5, 2011

【読書】殉死 感想

帰省中、新幹線で読み終わる本はということで
今回チョイスした本はレコ。

司馬遼太郎先生の"殉死"です。

主人公は乃木神社、乃木坂で有名な乃木希典将軍です。
その乃木の精神と思想と、明治天皇の崩御とともに殉死した
彼の行動の必然性が書いてあります。

乃木という人は精神を重んじるとても固い人です。
松蔭の師匠の内弟子という環境で幼年期を送ったので納得出来ます。

明治帝は、年の近い彼の武士らしさを愛し、学習院の院長を任せたり
固くいうと寵愛の対象、くだけて言うと仲良しでした。
明治帝の臨終の際、内閣総理大臣よりも先に
乃木は御遺体と対面が許されたほどです。

個人的な見解では明治帝は、オールヒューマンレイスの平和を切望し
繊細な和歌を読まれる事巧みな御方という印象です。
身近なところでは、明治神宮のおみくじ"大御心"には
明治帝の御詠みになられた歌が含まれています。

例を一つ(引用)

四方の海 みなはらからと 思ふ世に など波風の 立ちさわぐらん
(四方の海にある国々は皆兄弟姉妹と思う世に
なぜ波風が騒ぎ立てるのであろう)

ある部分で乃木と共通した部分があったので
互いに引かれ合ったのかもしれませんね。

筆者は軍人としての乃木を
"これほど悲惨な無能はない"と否定的に書いています。
が人格としては、新渡戸稲造の『武士道』ではないですが
思想的に美しく一途に描こうとしています。

巧くまとまりませんでしたが
当時世間に衝撃を与えた殉死と、乃木の人格に触れたい方には
オススメの一冊です。

-eng-
【book】Jun shi(Joint Suicide)
I picked up a book as much as I can finish reading in Shinkansen,
that is "Jun shi"published by Ryotaro Shiba.

Featuring Maresuke Nogi,he is the general of Great Japan.
this story is his joint suicide for Mutsuhito the Great(Meiji Tennou)
with him better half and his mind and ideology.

Nogi has a stuff neck prefering mind to activity,
because he was a student of Shoin Yoshida's cousin.
definitely I got it!!
will you?

Mutsuhito the Great gave him the president of Gakushuin,
so to speak,he like Nogi so much!!

Then I got a negative stuff in this works,but
as much as I got a good impression about Nogi
from author opinions.

Though I can't put together well,
I definitely recommend this title for persons who got interest in Nogi,
and joint suicide of Bushido.

December 27, 2010

【読書】ノルウェイの森 感想



あっという間に読み終わりました。
感想を述べたいと思います。
内容は、兎に角illな男女の物語です。

精神世界を細かく描く作品で
時間軸の移動がほとんどなく、写実的にその時々の絵を描いていくので
置いていかれるという事は無いと思います。

特徴としては、あらかたの風景を描いた後に
間接的に徐々に詳細を描いていくスタイルです。
これが村上春樹スタイルなのでしょうか?

僕は今まで司馬遼太郎先生の作品ばかりを主に読んでいたので
カチカチの固い作品からシフトした第一号として
楽しく読ませていただきました。

今は他の作品も気になっています。

-eng-
【read】Norwegian Wood Feedback
I've read "Norwegian Wood" like a wink,
Norway forest is famous Japanese novel published by Haruki Murakami,
my feedback is so simple.

It is almost transformation of feeling of characters,
not transformation of time very often.
so I can easily understand context,cos written so graphically.

I definitely got a interest his other works.

December 21, 2010

【読書】ノルウェイの森

村上春樹のノルウェーの森を
会社の大好きなおねいさんに借してもらって
よんでいます。

村上春樹だめな人がいると
良く聞きますが、僕は全然問題なく理解できているようです。
というのも、書き手がしっかりと
読み手の知りたいところへと意識を持っていくので
何100頁も一度に読んでしまいます。

僕の敬愛する、司馬遼太郎先生の歴史小説は
けたたましく膨大な情報量を間断なくぶつけられてくるので
100頁も読むと頭が疲れて整理が追いつきません。

まだ最後まで読んでいないので
星はつけられませんが、すごく分かりやすい
現代小説だと思います。

-eng-
【book】Norwegian Wood
Norwegian Wood,this title is the best seller in
Japan, piblished by Haruki Murakami.
I borrowed this novel from co-Nice woman.

I often hear "I don't like Murakami Haruki works",
but I don't feel like that.
so he is greatly leading a reader to interested sentences,
I can easily read 100 pages at once.

Shiba Ryotaro,my favorite novelist,
let me think so many things,It is hard to understand for me
correctly when I read 100 pages more.

though I haven't read this title to the end,
I may not understand deeply.

December 17, 2010

【読書】坂の上の雲 感想

大作"坂の上の雲"を読破しました。
大作のため感想も長いです。
(cos it is so long post,not translating within)

この作品は、明治30年代の日本を描いてあります。
あとがきにもありますが、ほぼノンフィクションです。

大国ロシアに対して勝利した明治人と、今の僕たちとを
同じ民族として捉え、感じた事を書きたいと思います。
しかし、全く持って僕の文章はとりとめが無いです。。
以下感想。。

倒幕運動や戊辰、西南といった内戦、暗殺の泥沼時代から
明治政府成立と、日露戦争はそれらの結晶を見事に演じた
日本国民の青春時代です。

ロシアからの侵略戦争に勝つという
ペリー来航以来の目的を、純度の高い目的意識から
奇跡的になし得る事の出来た明治人。
しかし、彼らはこの後狂っていきます。

奇跡的勝利を、絶対的勝利と神格化した日本人は
盲目的に、"日本は強い!!"と信じ込むようになります。
日本人は民族的に痴呆化します。

その後退した国民的理性の弊害が、ww2を招きました。
40年前と同じ国民が行ったとは思えないほど
愚かな行為だったと筆者は述べています。

そう考えると、現在のこの国は
当時の時間感覚でとらえると、狂躁の時代に入っている時期です。
ww2終戦後、新国家としての青春時代は恐らく
時代の目標がそうだったように、間違いなく高度経済成長期でしょう。

帝国主義時代は、悲しいほどに国の持つ価値は軍事力以外にありませんでした。
資本主義時代の今、当然ながら国の価値を測る尺度は資本という事になります。
国の価値とは政治力です。

ではどうして、かつて無いほどに税金も軽く
世界的な所得水準のほぼ裕福層である日本国民が
あえぎ苦しむのでしょうか?

精神論と規律論は、無能者の隠れ蓑という言葉が出てきますが
(能力の無い管理職はやたらと風紀の事や実務と関係無い事に固執するという意)
能力主義を、本来受けいる資質のない日本人には酷だったと思います。

というのも、日本人は能力主義で秀でたものに対する美徳を持っていないからです。
つまり、私たちは風紀委員会が本来居心地がいいのです。

その当時熱狂的に経済成長を求め、寝食を忘れ働いた数十年前の日本人は
日露戦争に勝ち得た当時の明治人の熱狂ぶりに、似ていたのではないでしょうか?
そして今、その狂躁の中で苦しんでいるのは同じ日本人です。

軍事力無くして政治力無しではなく、資本無くして政治力無しなのです。
だだし、国の資源までを資本にしてしまうと、大変な事になるという事に
(資本主義国が呼び出した)先進国も考えるようになってきたのです。

いとも簡単にパワーバランスが崩れるシステムの中に、私たちは居ると…

能力主義とは何か、を感じ得る事も出来ないうちに世の中が変化しすぎました。
それでもなお、自分達はこの能力主義の中で国際的に生きていける
と信じている事が、現代の日本人があえぐ理由だと思います。

今一度、日本人の美徳と価値観について理解を深める事が
我々の第一歩なのではないでしょうか。
それをファンデーションとして生きていくのが
日本人の美しい姿(青春時代のような)だと、この作品を通じて実感しました。

December 7, 2010

【読書】坂の上の雲 終盤

僕の愛でる愛読書の坂の上の雲が終盤に突入しました。
つまり日露戦争が終わろうとしているところです。

俺の中の日本人というナショナリズムの血潮が
燃えたぎっています。
陸軍の動きとしては、旅順で乃木希典が203高地を取り
奉天決戦においても辛くも勝利します。

ジワジワと印度洋を進むバルチック艦隊に対し
東郷率いる連合艦隊はどう立ち向かうのか!!

皇国ノ興廃、コノ一戦ニ在リ
と身震いのする台詞。

念のため書いておきますが、僕は帝国主義者ではありません。
日本人が一つの事に合理的に動き
辛くも成功を得たこの時代が好きなのです。

軍事力無くして国交無しとはよく言うと思います。
子供の頃の記憶を辿ると、喧嘩は利害関係上で起きます。
もちろん喧嘩の弱いやつの言う事なんて
だれもききませんよね。

なめられるなという事です。

-eng-
【read】Saka no ue no kumo
(cloud over the slope)

I'm gonna finish reading Saka no Ue no Kumo soon,
that is Japan Russia war will be over.

In volume from 6 to 8,my nationality is burning!!
Maresuke Nogi,general of Great Japan,
was leading army to get a castle of 203,and Hoten.

On the other hand,
Baltic Fleet is slowly comin to Japan,
I don't know what happen!!
so so so excited!

Just in case I'm telling you that I'm not imperialist.

I just like Japanese would make rational
and subjective judgments for only one goal,

It can't be a good diplomat without military force.
I remember a scrap is beginning for conflicts interests in my childhood.
Of course nobody can't follow with weaker than itself,
don't you think?

All I want to say is "dont be insulted!!"

October 3, 2010

【読書】坂の上の雲3巻

子規の死、広瀬の死
三巻も色々とおこります。
広瀬は戦死です。
日露戦争の旅順海戦で戦死しました。

広瀬武夫はロシア語熱を買われロシアに留学し、様々な事を勉強しました。
ロシア語の書物を最初に読む事のできるようになった人といわれています。

日露戦争が始まっても、ロシア留学時代の友人に
"たとえ戦争が始まってもお互いの友情は決して変わりない
常にお互いがどこにいるか連絡を取り合おう"
と手紙を送っています。

彼は生涯独身です。
しかし彼ほど外国人にモテた日本人はいないと言われるくらい
彼の近くのロシア女性は彼に夢中になりました。

戦死の報を聞いて、広瀬は敵国の少尉にも関わらず
喪に服した女性もいました。

戦争は国家間の利害によって発生するものです。
お金のある国に生まれたために、利害に関する感覚はかなり劣っていますが
たとえ勝利し得ても、僕の今の感覚からは喜劇とはなり得ません。

血がどれだけ流れようとも
自然は絶対にそれを攻めようとはしませんから、
利己に生きるのはそろそろやめて仲良く協力しませんか?

-eng-
【book】cloud over the slope no 3
Passing away Shiki and Takeo Hirose,
so many happened in third.
Hirose passed away in the war,
Japan Russia war on the Ryojun in china.

Because Hirose has fever to study Russian,
so could get oversea education in Russia,
and he is the one that is
famous as the first person that can read original of Russian books too.

though begin the war,
he wrote the letter for Russian friend
"if the war begin,our friendship is never end
keep in touch"
so heartwarming..

he had not got married,
but he was absolutely hit girls.

there is a girl
that pray for him when she knew the Hirose's dead.

A war come about nation's interest I trust,
I was born in Japan that have a lot of money,
though don't have sence of interest,
I think if we defeat the enemy,
never feel happy.

Nature is no enemy as ever,
stop hate each other,keep friendship together right?

September 12, 2010

【読書】坂の上の雲

司馬遼太郎先生の作品の中でも
傑作といわれている作品です。

主人公は秋山好古、真之兄弟と正岡子規です。

日清戦争から日露戦争までをえいがいてあります。
流れは司馬先生の俯瞰的史実描写があっては
子規の様子が写実的に描かれています。

前半は子規の描写がとても多いです。
つまり涙も多いということです。

賢い皆様はご存知の通り
正岡子規は重い病気のため若くして亡くなります。

子規=ホトトギス
とは、血を吐く自分と血を吐くまで鳴き続けるという
ホトトギスをかけたのです。

それでも必死に自分のやるべきこと、自分にしかできないことを
必死にやろうとする子規に対して衝撃に近いモノを感じます。

俳句に関して
"英語を使おうとフランス語を使おうと
それを使うものが日本人ならばそれは日本の芸術ぞな。
昔から日本人は漢字を使っているではないか"
と彼は言いました。

外国のものでも、日本人としてのフィルターの通ったものは
芸術にしろ、言葉にしろ、格好にしろ
やはりビンビンきます。

それは僕が日本人だからです。
中からも外からも文化は見つめるべきですね。

-eng-
【read】Cloud Over The Slope
This title is so famous in Ryotaro Shiba works.
content is from Japan China war to Japan Russia war.

Lead Characters is Akiyama brothers,Saneyuki and Yoshifuru
and Shiki Masaoka.

History part is written in bird eye and Story part is so emotional.
Akiyama bros are soldier,so their main part is after half,
it is much emotional expression about Shiki in first half.

so makes me cry a lot haha.
you know,Shiki passed away at young age,
suffering from heavy sick.

Shiki is famous Haiku artist in Japan.
"Shiki"(his pen name) means Hototogisu(cuckoo)
It look like Shiki is throwing up large amounts of blood
as much as this bird singin till throw up blood too,

even so heavy sick,
Shiki was trying hard to work out what he should do.
it is impressed so much.

he said
"Though your work contains English and French and more,
I think this is really Japanese art,
if it is made by Japanese.
because we have used Chinese Kanji so far
we know this is absolutely Japanese art right."

actually
I feel impress Japanese art thru filter of Japanese sense,
don't care about whether using other culture tools or not.
song,picture,fashion,sentence etc

The reason why is I am JUST Japanese definitely.
I suppose we have to study Japanese art inside and abroad.

August 10, 2010

【読書】Acting for Animators

SIGGRAPHに行った時に買った唯一の本です。
アニメーターに必要な演技について解説してあります。

聞くところによると
日本語版も出ているらしいです。
が英語の勉強をかねて
自分で買った本を愛してやりたいと思います。

とにかく日本のアニメータは
演技ができないと僕は思います。

海外のアニメータは
ちょっとした俳優なんかより全然演技が出来ます。

その差は国民性、歴史、教育システム
どれをとっても歴然としており
ちょっと僕達はあせらなくてはならないんです。

アニメータは別の本でもいいと思いますが
こういう類の本を読んだことがある人は
僕と同じ事を感じると思います。

アニメーションプリンシパルや、体の動きのメカニズムは
理解していることを前提でお勧めします。
僕もあんまわかってないんで苦労してるんで…

まあ早いとこMCのアクターは
アニメーターがやるのが当たり前の世の中にしましょう。

July 6, 2010

【読書】翔ぶが如く(9)

西南戦争の田原坂の激戦
9巻はここからどんどん奈落へ向かう薩摩軍のお話です。

田原坂は同年代の戦争でも
もっとも激戦だったと言われるくらいの悲惨な戦いで
戦後に弾同士がぶつかって潰れたモノが見つかるくらい
密度の濃い銃撃戦が繰り広げられました。

兵器の差と、圧倒的な兵力の前にも薩摩の兵は屈さず
勇敢に戦いますが、やはり消耗戦ではどうにもならず
徐々に押されていきます。

戦争さえなければ
穏やかな美しい自然の広がる熊本の山々で
それは行われます。

薩摩軍幹部もどんどん戦死していきます。
自害する者、戦場で死ぬもの
それらは西郷の下へ報告とともに運ばれます。

薩摩のため、自分の志のためと言って
ここで無くなったどの人間の死に際も辛くも華々しかったです。

幹部連中を西郷は息子のように愛し可愛がっていました。
遺体を前にした西郷の感情表現はブルッと来るもんがあります。

武器と兵隊の消耗故に
薩摩軍は熊本を立ち退くことになります。

次第にとても勢いがあり勇敢だった薩摩兵は
鎮台兵と変わらないくらい臆病になり
ずるずると逃げ、投降する兵士もでてきます。

ついに次は10巻
感動のラストです。

June 25, 2010

【読書】翔ぶが如く(8)

頻繁な更新ですが
今インダbathで読み終わりました。

ついに西南戦争が始まってしまいました。
薩摩は明治新政府に対する怨念から戦争をするというよりも
大久保利通、川路利良に対する恨みを戦争の口実にします。

薩摩の士気は異常に高く、新政府軍とは比べ物になりません。
新政府軍のマジョリティーは農民です。
ただし、圧倒的な兵力と火力で
勝敗はフタを開けてみないとわからない状態でした。

はじめに薩摩は熊本鎮台を狙います。
そして執拗にこだわります。
たいした戦略も無く、子供のようだったと作者は分析してます。

そこが分かれ目になりました。
思いのほか戦争が上手くいかないのです。

新政府軍は、戦争の仕方がわからないため
乃木希典や児玉源太郎が1~10まで支持をするのですが
薩摩はほとんど軍幹部(私学校党幹部)からの具体的指示は無く
個人の裁量によるところが多かったのです。

そのためチームワークが乱れ、上手く事が運べなくなってしまいます。

西郷を神格化しあがめるがゆえ
思い通りに行かない、中村半次郎達薩摩軍を
今度は熊本目指して新政府軍が南下してきます。

9巻はついに激戦"田原坂"です。
今では熊本の市民マラソンのコースにもなっているアソコです。

ついに士族の世が終わってしまうのか
そのサムライの思想と共に…

June 6, 2010

【読書】翔ぶが如く(7)

ついにここまでやってきました。
西南戦争の火蓋が斬って落とされました。

具体的にこの巻では、その戦争開始までの流れが書いてあります。

簡単な流れとしては
警視庁が西郷を警戒して薩摩にスパイを送ります。
もちろんスパイに選ばれるのは同じ薩摩の人間です。

もともと九州の最南端という立地のため
秘密の多い薩摩は、スパイにも半端なく敏感で
捕まえてお前は何をしに来たんかと問い詰めます。

急に東京の警視庁からこんな時期に
戻ってくる事がとてもあざとく感じたんでしょうね。

このスパイは西郷を暗殺しに着たんじゃないんか?
と勘繰りを入れ気の早い私学校の学生が
ならば先手を打たねばと新政府の施設に特攻してしまいます。

アチャーやっちゃったねって奴です。

薩摩側としてもまだ時期が早いと感じたと思いますが
もう手を出してしまったら、引くに引けません。

こうして西南戦争がはじまったんですね。

めっちゃアガって来ました。
同じ薩摩人同士での戦争の渦中、どういった気持ちで
同じ釜の飯を食べた友人たちと戦うのでしょう。

自分に置き換えたら、東京の人間として
福岡と戦争するということですよね。

日本最後の内戦はとてつもない悲劇になることでしょう。

May 18, 2010

【読書】翔ぶが如く(6)

ついに後半戦に突入しました。
この巻では全国的に発生した政府への
不満が爆発します。

その不満の長は薩摩と手を握れば
政府を倒すことができると断定していて
政府側の警視庁大警視、川路利良も
その密約を大いに警戒します。

スパイを駆使して、動きを封じ込めようとしたわけです。
しかし、やることなすこと士族のプライドを逆なでする
明治政府に対して九州で動きがありました。

廃刀令に堪忍袋の緒が切れ、熊本にて"神風連の乱"という
士族の反乱が起こってしまいます。

神風連とは今の右翼の原型になったもので
極端な国粋主義者です。
キリスト教はおろか仏教も邪教
外人はおろか外国のものも忌み嫌う
攘夷なんかよりも全然過激です。

彼らは刀のみで銃は使いません。
(思想的正義を信じているため)

熊本の鎮台(治安のための兵隊の屯所)を襲いますが
銃を持つ明治政府軍にハチノスにされてしまいます。
そして7巻へと続いていきます。

いよいよ西郷たち鹿児島が動き出しそうです。
明治政府側の代表としての薩摩人と
自らの思想の正義を正そうとする鹿児島の薩摩人の
壮絶で悲しい戦いの火蓋が落とされそうです。

May 5, 2010

【読書】翔ぶが如く(5)

5巻を読み終えました。
内容はいたって政治の話、外交の話です。

征台論のケジメをつけるために大久保が渡清します。
そして平和的解決の糸口をつかむために
とんでもないことを清側に押し付けるのです。

台湾は清のものでない
だから賠償金をよこせというものです。

正直理屈はむちゃくちゃです。
戦争になってもおかしくない状況ですが
そこに登場したのがイギリスの利害交渉です。

イギリスは香港をアジア貿易の拠点にしていました。
日本が台湾を属国化することに対していい顔をしません。

結局英やヨーロッパの列強が介入することで
戦争にはならずにすみました。

大久保は自らの交渉の結果を満足に感じ
意気揚々と帰国の途につくのでした。

しかし、戦争したい薩摩の人間は、この結果を不満に感じ
大久保はやっぱり軟弱モンだって改めて思うのです。
カナリ深めの失望というやつです。

そして国内において
自由民権の動き、新思想家たちの動きが
活発になってきます。

俯瞰的にすさまじい情報量をたたきつけられるので
少々読みなおしが必要になってきています。

April 29, 2010

【読書】翔ぶが如く(4)

4巻を読み終えました。
この巻はかつてないほどに、政略、戦略描写が多く
膨大な情報量を処理しながら読むのに苦労しました。

大きな動きとして、征韓論を真っ向に否定していた
大久保が外交の動きとして台湾に対して軍事的に働きかける
征台論を持ち出したことです。

征台論にのりだした外見の理由は
台湾に漂流した琉球の人を現地民が虐殺したから
そのケジメをつけるというものでしたが
内務的理由は、征韓論派(西郷派)の明治政府への鬱屈を
征台論をもってはけ口にしたかったからです。

大久保は薩摩の人間だけに、薩摩人のことを理解していて
極端に西郷派(私学校)の反乱を恐れていました。

一方、長州系は薩摩系の私欲で行っているこういった政策に対して
全くいいように思っておらず、期をうかがっているようにも感じます。

征台論自体は、列強の圧力、明治政府の外交能力のなさ..ect
によってほとんど結果のないものになりましたが
問題は、実際に台湾へ軍を動かした明治政府への各国の評価です。

当時は帝国主義真っ只中で、弱小の日本は
英、仏といった列強の国際法の中では何の影響力もなく
露骨に言えば、ガキはだまっとれ状態でした。

英国新聞には糞味噌にたたかれ、どうにかしたいが
金も人材もない…

この後の処理を、5巻にて大久保が
実質日本の代表(天皇代理)として北京にて行うのです。

異常に盛り上がってきました。
鹿児島でさつまいもを作っていた大久保が
天皇代理として北京にいく…

ドキがムネムネしてきます。