May 18, 2010

【読書】翔ぶが如く(6)

ついに後半戦に突入しました。
この巻では全国的に発生した政府への
不満が爆発します。

その不満の長は薩摩と手を握れば
政府を倒すことができると断定していて
政府側の警視庁大警視、川路利良も
その密約を大いに警戒します。

スパイを駆使して、動きを封じ込めようとしたわけです。
しかし、やることなすこと士族のプライドを逆なでする
明治政府に対して九州で動きがありました。

廃刀令に堪忍袋の緒が切れ、熊本にて"神風連の乱"という
士族の反乱が起こってしまいます。

神風連とは今の右翼の原型になったもので
極端な国粋主義者です。
キリスト教はおろか仏教も邪教
外人はおろか外国のものも忌み嫌う
攘夷なんかよりも全然過激です。

彼らは刀のみで銃は使いません。
(思想的正義を信じているため)

熊本の鎮台(治安のための兵隊の屯所)を襲いますが
銃を持つ明治政府軍にハチノスにされてしまいます。
そして7巻へと続いていきます。

いよいよ西郷たち鹿児島が動き出しそうです。
明治政府側の代表としての薩摩人と
自らの思想の正義を正そうとする鹿児島の薩摩人の
壮絶で悲しい戦いの火蓋が落とされそうです。