March 10, 2012

【読書】秘境国



久しぶりに読書です。
読書と言っても小説ではなく写真集なんです。
"秘境国"というタイトルで
世界中の自然のままの秘境を
秘境である歴史や事情、理由を添えて紹介してあります。

よくある、観光旅行を臭わす鬱陶しい作りではなく
環境的に人が立ち入るのに生死の危険が伴う国
植民地時代の名残や、奴隷の歴史
ダイヤモンドを巡る争いなどの事情を網羅してあって
容易に安い装備と心構えで立ち入れる場所ばかりではないです。

かなりストイックな写真集だと思います。
実際に掲載されている内容の90%以上は知りませんでした。

人工物が無い=決して居心地が言い訳ではない
と思います。
水も無ければ、食べ物も薬も無い
そういった環境が人間を寄せ付けず
今、秘境と呼ばれているのかもしれません。

全て魅力的な場所だったのですが
全てに行ってみたいという行動的好奇心は芽生えずに
景観写真集では珍しく知的満足を得れる作品でした。