January 14, 2010

【読書】世に棲む日日(1)

全然うまくまとまりません…

とにかく、聖書のような本でした。
主人公は、吉田松陰、高杉晋作、2人の革命家です。

幕末において、松蔭と晋作の、結晶のような狂人が
維新という革命をなしていくという物語です。

よって主人公は途中で入れ替わります。

まずは松蔭編の感想です。

松蔭とは、とても誰に対しても優しく
人のいい面のみを見ようとし、そしてそれを引き出そうとしました。
そういう、お母さんみたいな優しさを持っています。

その松蔭は、萩(山口県)にて松下村塾を営みます。
そこに、高杉、伊藤、井上などが入ってくるわけです。

松蔭は、自らの革命の思想の純度を結晶化していました。
心はとても過激な人でした。
思想の純度を高めるには、自らを"狂"とするしかないと言いっています。
そうしない限り、思想は虚であると

そして彼は狂ったように思想を実行し
法度に触れ無残に殺されてしまいます。
死の前に、弟子に7つの詩(教訓)を贈ります。
それを引き継いで、結晶化させるのが後半の高杉晋作になります。

さらに両親に、親より先に死ぬことを後悔する詩を贈っています。
死の間際に狂が、人間の感覚に戻ったのでしょうか?

作中の名言は多すぎて、とてもこんな便所の落書きのような場所に
載せれる量ではありませぬ。

自分の考えに、純粋にまた純度を高めない限り
清潔さと、濃厚な人間性は生まれないんだと感じました。
とにかく、自分の軽薄な部分を戒めようと
松陰先生の言葉の数々から、深く感じてしまいました。

後半へ↓