October 31, 2011

【仕事】急ぐ

仕事が最近目を見張る忙しさです。
参ってしまいますね。
そして今日若干参ってしまいました。

朝から、頭がボーっとして
あんまり調子が良くなかったんですが
会社に行ってみても、仕事が思ったように進みません。

今日は諦めて、明日から集中力を上げるという事で
おもいっきって早く帰ってみました。

臨海線も大崎どまりで、山手線に乗り換える事もあったので
原宿で下車して、代々木公園によってみました。

ぶらぶらしたり、ごろごろしたり、しーんとしたりして
この不調の原因が分かりました。
それは"急ぎすぎた"んです。

自分の生活を思い返してみて
イライラする時というのはだいたい急いでいるとき。
急いでない時にイライラした事は
自分の顔を鏡で見る時以外ほぼありません。

急いで急いで、あまり思い通りに行かなくて
思考がうまく回らなくなるんですね。
仕事ではどうせ急ぎます。
急げと言われなくても最速を意識しています。

だったらあえて、普段の電車に乗ったり歩いたりは
急ぐのをやめてみようかと。

代々木公園からの帰り道
ふと1月前に旅していた時の事を思い出しました。

周りを見る余裕を少し持つだけで
景色も音も疲れ方も何もかも変わる。

公園を後にする時と前とでは感じ方が全く違う。
変に過剰になっていた自意識が溶けたような感覚です。
エールも沢山胸に届いた。しみ込んだ。

要は、モチベーションが今高いということです。

October 18, 2011

【映像】てとてをつないで



無性に感動してしまいました。
さすがスーパースター軍団のKOOKIのお仕事だと思います。
こだわりを貫き通しています。

作品のテーマもいい!!
大人が見るべき作品だと思います。

てとてをつないで
おおきなわをつくって
みんなでわらえば おひさまにとどくだろう



ぎすぎすするのはきらいです。
前向きな喧嘩ならいくらでもすべきです。
言いたい事はいって、笑い合えばいいんです。

October 17, 2011

【出掛】鎌倉

ちょっと前に神奈川県は鎌倉に行ってきました。
実は初めてで、すごくわくわくしていました。

行くと決めるまでの鎌倉がどういうイメージかというと
ある->神社 大仏 幕府
ない->海 山
というとても乏しいものでした。

行く前に色々調べてみたら
なんともすばらしいロケーション!!
海に山に自然がイッパイです。

朝早く鎌倉につき、駅の構造に親しみを感じます。
メインストリートをサラダ、シュウマイ、おにぎり
という朝飯を頬張りながら歩き、鶴岡八幡宮へ。

綺麗にしてあって立派な神社でした。
早朝だったからか、あまり観光客はおらず
少し広さが目立って殺風景でした。
(どういう訳か若手の観光客はやたらいました)

次は俺の起っての希望、報国寺へ向かう事に。
自転車をレンタルするという手もあったのですが足で。
てくてくと大きな道をあえて外れ、測道へ入りました。

鯉が泳ぐ小川を脇に、昔ながらの区画でたてられた
大きな古い家がたくさんありました。
そういった風景を眺めながら歩くと
人工物の雑味がとれ、どんどん心が豊かになって行くのがわかりました。

報国寺は竹に囲まれた小さなお寺でした。
空には鳥が舞、蝶が舞、岸壁には彼岸花がさく
自然と共存した綺麗な場所でした。



腹ごしらえではいった飯やもすごく素敵でした。
そう、鎌倉にはオーナーのDIY精神をふんだんに宿した
お店がとても多いのです。

江の電沿いに立派な門構えで佇むイタリアンの店
どこぞの国のゲストハウス街のようなバー
それぞれにこだわりがあり、良い意味でお金の価値を忘れそうになります。



帰りは江の電を使わずに
己の足で鎌倉駅まで戻ってきました。
この時間が実は一番楽しかった。

ほどよい夕涼みを感じつつ帰宅
御出掛けは本当に良いものですね。

【思考】風景について

理由はおいておいて、一昨日、昨日と帰郷していました。
僕は実家に帰ってよくやる事があります。
それは小学校の時に通った道や、遊んだ場所を散歩するんです。

だいたい、ビール片手に夜中に。。
子供の頃の記憶や、変わってなくなった遊び場への寂しさや
もっかいもどって遊びたいなあとかいろいろ出てきます。

そういう寂しさと同時に、家族や友達の
顔かたち、姿や懐かしい言葉が思い出されて
今の自分の価値観や、ものの見方をつくっていったのかなあ
と思います。

なんでこんな事をしているのか、
いつから始めたのかも何となくですが
自分のオリジンを見つめ直して、気持ちを新しくしているのか?
よくわかりませんが多分無意識にそうしているのかもしれません。

価値観から外れていたり
甘えてふてくされている自分を
思い出に叱ってもらっているのかもしれません。

僕は偉くもなく、賢くもなく、ただただ単純ですが
僕が生きた証が、誰か風景になって
その人が苦しい時に、それが勇気を与えるような
そんな生き方をしていきたいと思います。

周りの大切な人たちの為に
自分がどういう風景を残す事が出来るか。。

どうすれば良いかなんて全然分かりませんが
自分の価値観が正しいと思った事に
正直に生きていけばいいと信じています。

October 1, 2011

【出掛】タイ、ミャンマー 8日目

遂に帰国に日です。
このブログを書き終わる事で
旅が終わるんじゃないかと思うほど書いてきました。

朝の3時DELTAのチェックインゲートが開きます。
Is this line DELTA?
と白人さんに聞かれ、"うんそう。5:30出るやつのね"と答えます。

しかし外国の空港は寒過ぎてきついです。
旅行中一度もハラを壊さなかったのですが
ココに来て壊すかと思いました。



9.11の影響か厳重な荷物チェックの末
無事に飛行機のシートにありつく事が出来ました。
そして日本時間2:30無事に成田に到着しました。

遠方にも関わらず、迎えにきてくれて
気が遠くなるほど嬉しかったです。

その後、唐揚げと生野菜が急に食べたくなり
飲み屋でめんどくさい俺の話につきあってもらいました。

おかげさまで終止楽しく旅をさせてもらいました。
また近いうちにどこかに旅に出ようと思います。

色々な人との出会いと別れを繰り返して
その現地の人と触れ合い、溶け込む事で
土地を理解することと、好きになる事が出来ます。

2度と合う事は無いかもしれませんが
顔と言葉は決して忘れないと思います。

その為に、もっと生命力と器量を充実させねば。

今回の旅の主役であり
感覚と好奇心を研ぎすまし、感情的に豊かになることのできた
タイとミャンマーに感謝します。

【出掛】タイ、ミャンマー 7日目

今日は旅の締めくくり
一日かけて、BKKの見所をのんびりと見て回ります。

GHが王宮の近くなので
必然的にそうなったと行っても良いと思います。
とにかくこの日も天気がすごくよい:)

lotus


とにかくチャオプラヤ川を横断せん事には始まりません。
理屈も行き先も分からぬまま
握りしめた3THBで向こう岸に。



チャオプラヤ川を横切る船はおおきくおおきくゆれました。
風がとても気持ちよかったです。
ナマズ君達も大はしゃぎです。

シルバーウィークが始まったからか
とてもたくさん日本語を聞きました。
でもなぜか条件反射的に日本人を無視するようになっていました。

川をわたって少し歩いたら名物のワットアルンです。
"instead of me"という言葉を聞いたら
そうせずにはいられない性分の為
BKKの一番の見せ物に登ってきました。

look up Arun


BKKはタイの他の街と比べ物にならないくらい大きくて
世界の大きな街と比べてもひけをとらないくらい
高層ビルにあふれていました。

from Arun


他の都市からタイのタイらしさが都会の人工的な利便性に
喰われないかどうか心配になるほどです。

ビルの大きさは、ただ何かの象徴でしかないと思っています。
こだわりも、優しさが無いと意味が無いと思っています。
本来、日本人が持つ優しさは、このこだわりを源にしていると信じています。

国のルーツである文化の期限は大陸から来ています。
そこに日本人の優しいこだわりがユニゾンしたのではと。

夜になり、腹ごしらえをしてフラワンポーン駅に向かいます。
その途中、恐ろしい量の赤い服の集団が
デモクラシーです。

外務省のHPで注意を促してあるデモがおこっていました。
ドキドキしましたが好奇心で近づいて話してみました。
彼らは別に凶暴な訳ではなく
切実に訴えたい事があるという印象を強く感じさせました。

smiles


明日の朝タイを離れます。
ひとまず終電の少し前で空港につく事が出来ました。

8日目につづく

【出掛】タイ、ミャンマー 6日目

バンコクに戻る日です。
洗濯物が追いつかなくなったので
ツーリスト用の安めのコインランドリーへ行きます。

それにしてもチェンマイには猫が多かった。
道ばた寺院はもちろん、塀の上にまでいました。
年中あたたかく動物達はすごしやすいのでしょう。

塀の上の猫


チェンマイ最後の日、別れを名残惜しく思い
市内を舐め回すように散策しました。
そして僕の求めていた素敵な場所に巡り会えました。

ガジュマルに絡まる仏像


円盤


インスタレーションではないですが、空間がアートのようで
入った瞬間から、ゾンゾンと鳥肌(サブイボ)がたちます。
国の宗教が定まっている国はココまで宗教を愛すのかと
少し威厳を感じました。

チェンマイというところは
人びとも街ものんびりしていて、自然も多くとても素敵でした。
太陽の光は柔らかくあたたかく、街が摂理と共存するようにあります。



人が人らしく暮らせる素敵な場所です。
空港から、チェンマイの雲と山を見たとき
そんな哀愁を必要以上に感じさせられました。

CNXtoBKKにのり、一瞬にしてBKKに
ひとまずカオサンに行こうと、バスを探しますがcanceled..
他にも手段はありましたが、あえて市民の足で向かう事に
通常の6倍の時間がかかりましたが、民に溶け込む良い体験でした。

カオサン通り


汚くて、トイレの水は流れない蚊が多くてwifiのない
恐ろしく安いGHにチェックインしました。
宿泊客は8割が日本人でした。

BKKにもどって感じた事はこれにつきます。
楽。

そこら中にツーリストはいるし、コンビニもホテルもあります。
北部タイは、それに比べるとツーリスト達はほとんどおらず
(つまり言葉が通じる人がほとんどいない)
水も買えないような場所も多かったです。
すがるように、白人さんを探しました。

そのせいか、どういう訳か、居心地がとても悪い。。
途中、見苦しい日本人の群れを見たからかもしれません。
心無し、街の人の冷たさも同時に感じました。

確かにカオサンは何でもあってとても便利です。
が、うまく言えませんが
日本で働いている外人さんが
六本木に行きたがらない理由が分かりました。

路銀の残りに余裕を感じたので
たかが知れていますが、今までで一番おいしそうなお店で
ご飯をたくさんもりもり食べて
蒸し暑い部屋に戻り、電気を消しました。

7日目に続く