February 24, 2013

【出掛】タンザニア旅行記 9/10


遂に残すところ2日となりました。
昨日到着したザンジバルをそうそうに立ち去ります。
なので、世界遺産でもあるストーンタウンを観光する事に。

昨日の分の投稿でも書きましたが
もともと、アラビア商人の奴隷貿易の中心として栄えたザンジバル
スレイブマーケット跡地というモニュメントが
市内の中心に位置しています。

何となくの場所は分かるのですが
急な夕立と、ものすごい量の人とで
ルートミスは防ぎたいシチュエーションだった為に
道選びは慎重にスレイブマーケットまで向かいました。



スレイブマーケットには4階建て位の建物で
島の人間が奴隷としてつながれていたと思われる地下室と
ぼろぼろになったオルガン
上の階はカフェが隣接するゲストハウスになっていました。
何か特別な夜になりそうなゲストハウスですね。



地下室は、熱帯気候のザンジバルの厳しさを更に助長するように
蒸し返すような熱気と、漆黒の闇がありました。
何人かはこの場でなくなったのではと思うと複雑な気分になります。

この後、この建物の敷地内にある
奴隷達が祈りを捧げたであろう教会へ。



所々ヒビや綻びはありますが、とても立派な厳粛な雰囲気を醸し出す建物でした。
(ポルトガル系の建物の多いのでカトリック系かなと勝手に妄想。。)

昨日のうちに何とか取得したフェリーの時間が近づいてきたので
お茶をしてチョロっと土産でものぞいてフェリー乗り場へ移動します。
ザンジバルはタンザニアですが、もともと違う国に属していた為に
同じタンザニア国内であるにも関わらずイミグレとパスポートチェックがあります。


フェリー乗り場には恐ろしい数の客引きと旅行客でケイオス。
その中で軽く2時間弱待ちます。

フェリーがスタンバイしました。
先に恐ろしい量の乗客がおりてきます。
不安になるほど恐ろしい人が乗り降りをするので無事に席があるのかどうか。
つめれるだけつめて出航する為に沈没する船もあるようで。

それでも何とか席にありつき
自分のケツの位置が各振幅ごとに1Mは上下する波の中
ダルエスサラームにカムバックアゲン。


前日に同じくトリップアドバイザーかなんかで取っていた比較的
フェリー乗り場に近いタンザナイトエグゼクティブスイーツという
ビジネスアッパークラス向けのホテルにとまります。


イスラム系のホテルらしく飲酒は固く禁止されています。

この後は、ティンガティンガアートというタンザニア発祥の
木や綿にタンザニアらしい動物や民族描くアートのオリジンに向かいます。
大渋滞の末無事に到着。



ペンキの匂いの充満する空間に、テンションがアプアプします。
この日は数人のアーティストがいて
一心不乱に画を描いていたり、描いた画を乾かしていたり
自分の画の営業したりしていました。



その中から、家の表札のように、僕らの名前を刻んでもらったものを一点
ハネムーンを意味するスワヒリ語で"FUNGATE"&日付を刻んでもらったものを一点
そのた布にサファリの様子とキリマンジャロが描いてあるものを一点
を購入。

記念の刻み入れはとても良い思い出になりました。
この世に2つと無いものはすばらしい!!

このあと、もう一つ行きたいところがあったのですが
すでに無くなっていたらしく、残念な肩のままホテルへ。
道に迷うと、すぐに5,6人の現地人に囲まれます。
みんな優しかったですが、市内のあちらこちらに
"優しい人は嘘つきだ"の張り紙が。。。

晩飯食べにいくのが若干面倒しいのでインディアンフードをケータリングする事に。
(ビリヤニとカレーでビリヤニがドボンです)


数分すると、待望の飯が到着。
暇なく感触、次の日ダイアリアという
定番コースを成し遂げました。

つづく