遂にアルーシャを離れる時がやってきました。
次の目的地はアフリカンリゾート"ザンジバル"です。
程よい時間にチェックアウトして
アルーシャ国際空港にむかいます。
キリマンジャロと比べて市内という事もありとても近いです。
ホテルでタクシーを呼んでもらい颯爽と乗り込みます。
ココでミス。
タクシーの値段を直接確認していなかった!!
地球の歩き方なるガイドブックには5000TZS($3.5くらい)と書いてあったのですが
実際に請求されたのは20000TZS。
まいりました。
ツーリスト価格を見事いただかれました。
アルーシャ国際空港からはプロペラヒコーキ
エアエクセルです。
エアエクセルの係のおっちゃん達は陽気で楽しい人たちばっかりでした。
アルーシャ国際空港の中は
土産屋や素敵な珈琲屋など
のんびりした田舎の電車駅と言った雰囲気でした。
珈琲屋
うっかり、荷物の中にミネラルウォーターを入れているのを忘れていて
ごめんけど、とってきてもらっていい??
ってことになったんですが、実際に飛行機の荷物入れまで連れて行ってくれて
そこで払拭させてくれました。
後で、もう一回荷物を確認させてもらおうと思っていってみたら
当然ですがプライバシーポリシーで禁止されていると。
当たり前と言えば当たり前ですが
あのおっちゃん達は基本的にそんなのかまいません。
プロペラ飛行機は8人乗り位の小型で
運転手以外に飛行機会社の関係者はいません。
本当に飛ぶのかなと思いながらも中に乗ると
西洋人みたいな人たちが脂っこい弁当をがつがつ食べていました。
パイロットはとても若い女性で
ちらっと横顔が見えましたが、凄く美人でした。
僕らの前にいる夫婦のおっちゃんの方が
早速その美人のパイロットをカシャカシャしていました。
ザンジバルまでは約1.5時間
しばらくすると海岸線が見えてきました。
とんでもないくらい美しい海です。
また、ザンジバルの街並は中心が
整然と区画整理されたように四方に十字にできています。
飛行機が降り立ちます。
ザンジバルはタンザニア国内のはずなのに
税関がありパスポートを見せなければなりません。
サウジアラビアから来たような飛行機もあり
国際空港だから当然と言えば当然だと。
税関を抜け、お約束のタクシーにぼったくられ
お目当てのセレナインに。
タクのウンちゃんが、セレナは凄く高いから
値段が気に入らない時は、俺の知っているホテルを案内してやるよ。
ついでに明日とかツアー必要だったら案内するよ。
そして、俺は紹介料をがっぽりともらうよ。と言ってくるので
軽くあしらおうとするのですが、かなり執念深かったです。
うかつに日本人というのは禁止です。
セレナインはザンジバルで恐らく一番良い立地のホテルではないかと
思うくらい、島の海岸線の先端に位置し
プライベートビーチとプール、何から何まですべてそろった
リゾートホテルでした。
あまり、リゾート自体に惹かれていない僕でも
まあいいかなと思えるものです。
それでも、すぐに街歩きへ。
実はザンジバルの街はアラブ商人が奴隷貿易をやっていた頃の名残の建物が多く
世界遺産に街自体が登録されているのです。
ある程度、方向に自信のある人でないと迷路のようなストーンタウンに消える事になります。
ガイドはお願いすれば(しなくても)そこらじゅうに
出来そうな人がいるので問題ないかと。
とりあえず、ホテルでマップをもらって
海岸沿いをまっすぐ行きます。
足場は全て木です。
海岸沿いは地元の子供や大人がのんびりしています。
子供達は海に飛び込んで遊び、今にも沈没しそうなヨットで
浜辺に漂流している団体もいました。
まあ人が多い事。観光客がいなくなるエリアが危険なゾーンだと
前の旅で学んだので頃合いを見て引き返す事に。
夜はかなり危険な雰囲気になりそうでした。
この場所で昔、奴隷の売買が行われていたそうです。
今はレストランや土産屋といった観光スポットへ。
石造りが基本です。
ストーンタウンなので当たり前ですが。
途中アラブフォートという建物の中で食事をします。
料理はとてもおいしかったのですが
カードで会計が出来ると言っていたのに急に無理の一点張りを決め込まれ
あっという間に現金が無くなりました。
その日は、ホテルのバーでゆっくりして
アルーシャからの移動の疲れを取りました。