またまた読書感想です。
司馬遼太郎先生の『峠』を読みました。
時代は幕末
主人公は河合継之助という越後長岡の侍です。
行動の伴わない情報は無益であるって言った人です。
率直な感想から言うと
めちゃめちゃ感動しました。
男を磨くのであれば、聖書として絶対読むべきです。
侍の武士道とは何かって今の僕は説明できます。
兎に角、自分の行動に理由よりも美しさを求める
コレが武士です。
ラスト侍とか2時間で理解できないんですね。
そういった人の一生が詰まった作品です。
たった今朝まで生テレビで、自国に誇りを持てる若者が
現状先進国という括りで日本が一番低いという統計を見ました。
(本当に僕はがっかりしました…)
そういうシャバいぽっくん達は
絶対に必読だと思います。
先祖に"侍"という美しい思想人達がいたという事実によって
かっこ悪い今の自分の自尊心を癒すところから初めて
物事に生涯を賭けれる、かっこいい日本人になっていきましょう。