October 9, 2012

【日常】結婚式(3)

結婚式に向けてたくさん準備した記録を残したいと思います。

まず、大きなところでは席次票です。

イラストレーター、フォトショップ、スキャナーを駆使してデザインし
和紙を張り合わせて手作りしました。

途中デザインがなかなか決まらず
時間がどんどん過ぎていってイライラ煮詰まりましたが
御蔭で2人納得いくものが出来た気がします。

2番目に升です。

ゲストの名前入りに手作りお土産になります。
これも、デザインして外注しました。
出来も凄く綺麗で、また檜のいい匂いがして
とてもとても満足しています。

プロフィールビデオとエンドロールも手作りです。

エンドロールはコレ用にスタジオで撮影しました。
撮影は香盤もナシのぶっつけ本番。
でも息ぴったし!!!!
流石が我らを実感した日でした:)

引き菓子も僕のわがままで京都のグランマーブル
入れさせてもらいました。
式後にたくさんの人から感想をもらいました。しかも大好評!!!!!
うれしいのなんのです。

やはり僕らとしては手作りTeeでしょう。


夏休みを返上して、たくさん絵を書いてトレースして
tshirts.co.jp
にてプリントしました。

下地の色はall earth color!!全て厳選したつもりです。
披露宴の後に、着てくれている人もいてとても嬉しかったです。

ちなみに、披露宴中の音も全て厳選して選び倒しています。

嫁のディスコ好きな思いが詰まっています。
式は厳粛な雰囲気を180度変えたいという
ゲスト心理をもてあそぶというパーティーマインドがそうさせてしまうようです。

ウェルカムボードも会社の良くしもらっている先輩に書いて頂き
ゲストにメッセージをもらう為の和傘も、浅草に行って
店を練り歩いて買いました。
祭りやってたり店の威勢がよかったりで楽しかったです。

ココに書いているのほんの一部で本当に悔しいのですが
没になったアイデアや、やりたかった事は他にもまだたくさんありました。
ですが、最高に気の合うパートナーと決める事ができて
満足のいく準備が出来たと自負しております。

それも何もかも
僕らを巡り会わせた、みなさんとの縁の御蔭なのでしょう。

【日常】結婚式(2)

披露宴が始まる前に夫婦で式について話しました。
ぶっつけ本番感があったよねとか
無事に終わってよかったとか。

そんな事を行ってる間に披露宴が始まります。
正直、ゲストと距離のある神前式よりも
距離の無くなる披露宴の方が妙に緊張しました。
多分、準備に力を入れたからでしょう。



僕は、式と同じ袴、嫁は色打掛
カッパーとドアが開いて、僕は傘をさす段取りです。
みんなの感想では、僕がずっと緊張していたように見えたそうですが
ただ着物がきつかっただけです。

齢30も近くなると
結婚を経験した友人も多く、客観的に思い出してみては
ゲストもゲスト慣れしているようにも感じました。

決め打ちしたウェルカムスピーチは緊張しました。
決め打ちは良くないですね。
意味の無い緊張をしなくてはいけなくなります。

通常ではここでケーキを切ったりするところを
僕たちは鏡割りを行いました。
急なお願いをした村田に感謝しつつ
手作りした升にお酒をついでもらって、ぐびっと聖酒を飲みました。

乾杯が始まってから、中座までの間
各卓を回るんですが、あんまり覚えていません。

ワイワイガヤガヤあっというまでした。

ここから、洋装になり再入場します。
僕らがはけている間、DVDを流しました。
感動してもらえたのか、再入場の時に涙の人がいたような。
ちょっぴり、嬉しかったです。

嫁さんの余興。
和洋折衷なドレスでセンスでダンスと
この日のノベルティTeeを来た
僕の友人のダンス。
一気にパーティー感が出てきました。

わいわい言っている間に
嫁はんの手紙の時間がやってきました。
準備の時に、「泣くの??」
「うん泣く!!」という段取りを何回やったことか。
本文に入る前に泣いていて少々焦りました。。
内容はすごくすごく、心がこもってあったかかったです。



祝辞では、親族、お世話になった人たち、ゲスト、家族に
感謝して無事になんとか言う事が出来ました。

大船に乗ったつもりになったのか
この時やっと緊張がほぐれてきたような気がします。

ゲストの見送り、庭での撮影が終わり
2次会をやらない事にしていたのでやっと息が抜く事が出来ました。

贅沢にセンチュリータワーとかいうでけーホテルで
死んだように眠りました。
朝飯もうまいし、良いものは良いですね。

これまで、準備に半年以上の時間をかけていました。
要は、常に夫婦で話しながら決めてきました。
もしかしたら、披露宴中がここ数ヶ月で一番会話が少ない時間だったかもしれません。

いやー。
全く終わった実感はないですが
結婚式は良いものです。
本番も、準備も、けんかも全部良い思い出です。

October 7, 2012

【日常】結婚式(1)

遂に、僕のような人間でも結婚してくれるという
奇跡のような人に巡り会う事が出来ました。

先日の、2012年9月29日
東郷神社にて結婚の儀を執り行いました。



集合は昼の3:30
要は、夕方からの式です。

嫁と一緒に会場へ向かう時
前日に搬入できなかった荷物を片手に
いつもと変わらない井の頭線の車内。
不思議と緊張感が消えていきます。

会場に着くと
嫁のメイクが始まります。
相性の問題で直前にチェンジした美容師さんです。
手際も、人間性も場慣れが培ったものだと
一目で分かるようにベテランさんで大変助かりました。

打合せと同じテンションで
ブライズルームに入ってきて
いつもと同じように仕事をする。

何しにきたのか分からなくなるくらい、ナチュラルでした。

僕も、和服with防弾チョッキのようなインナーを着せられて
暇無く庭での撮影になりました。
緊張している訳ではないですが、妙に表情が硬くなってしまいました。
上を見ると、すでに到着しているゲストがちらほらと。

その足で、親族紹介室で両親と対面します。
相手方の親族と一つ同じ部屋で僕らを待っている
両親は緊張していた事でしょう。

衣装で登場した時は、
嫁の両親は、白無垢を来た娘の醸し出す、嫁入りの現実に感激したのではと
その時の写真を手前にして、今では少し感じる事が出来ます。

福岡から来た僕の親族と、嫁の関東の親族
良い意味で、空気感が分かりやすいくらい違いました。

式が始まります。
庭参進からの本殿での式です。
大雨続きだったのが嘘のように晴れ上がってくれた御蔭で
庭では、かがり火が綺麗に焚かれます。
何を隠そう、夜の式にしたかったのは篝火参進の為なのです!!

神社での神前式は出た事は無く
段取りもあまり理解できないまま、それでも震える程の緊張感も無く
そわそわした気分で始まりました。

本殿の中は、暑いようなひんやりとしたような
張りつめているのか、緩んでいるのか
僕ら以外に誰かいるのか、いないのか
まったく感じる事の出来ない無垢な空間でした。
それでも集中力だけは研ぎすまされていたような気がします。

式の段取りはどんどん進んでいきます。
みんなの前で結婚の誓いの文を読み上げるという誓紙奏上。
要は、チャペルでの"貴方は事人を...はい、誓います"という下りを
全部読み上げるというものです。

まあ、緊張で声が裏返るんじゃないかとか
3ケタくらいかむんじゃないかとか
色々思いましたが、ぱしっと言う事が出来ました。
会場の緊張感が増したのも分かりました。

式に参列して頂いた方達は
みんな、サシで飲める人たちだと勝手に思っています。
おかげさまで大船に乗る事が出来たのでしょう。

無事に杯も飲み干し
本殿前で記念写真も撮り終え
嫁は少し派手な衣装に着替えて、披露宴へと進んでいきます。
どうやら、やっと緊張してきたようです。

(2)に続く。