普通の人にはあまりなじみ無い言葉
「閾値(いきち/しきいち)」
これは、物事や感情を感じる最低限のボーダーライン
の事をいいます。
例えば、今までおいしいなあって食べていたものより
さらにおいしいものを食べてしまうと
今までおいしいって感じていたものが、そう感じれなくなる
ということです。
閾値があがったんですね。
慣れるってことです。
楽しいとか、新しいとか閾値の上がりやすいものを
商売にしている人たちは大変です。
いつか飽和します。
どうしよう、もうこれ以上よく出来ないよと
悲観的になることは無いんだと思います。
人の感情は多種多様です。
閾値が上がりやすいものもあれば、上がりにくいものも
あると思います。(すぐに思いつきませんが)
作品に関していうと
見た事も聞いたことも無いような新しいものは
もうありませんって言い切れると思います。
要は、ベースに味を足す時に
一般的に閾値が低めのエッセンスをチョロって入れればいいんです。
閾値を自由にコントロールできる人がいたら
そいつはかなりやばい奴だと思うんですが
意図せずに出来たら、最高に人生を楽しめますね。
要は馬鹿になれってことです。